株式会社ファイブスターズ アカデミー
まずはお気軽に
お問い合わせください。
03-6812-9618
まずはお気軽に
お問い合わせください。
03-6812-9618
でも、この小学生のIQというのは、遺伝で決まってしまうところが大きいのです。
このブログでも2009年6月の『IQ遺伝子』や、2016年8月の『頭のよくなる薬』の回で紹介しましたよね。
さて、遺伝的要因がどのくらいIQに影響しているのかという研究があります。
オランダで行われた双生児の調査結果によると、遺伝で説明できるのは5歳では26%でしたが、
7歳39%、10歳54%、12歳64%と年をとるごとに遺伝子の影響する割合が増えていきました。
幼い頃には「もしかしたらウチの子は天才かも?」と思う場面があったのに、
成長とともに冷酷な現実を突きつけられたという経験をした人も多いはず。
しかし、遺伝的要因の占める割合がこれほど高いとなると、なんだか努力するのが空しくなってきますよね。
11歳の時に測定したIQと、79歳で再測定したIQとの相関率は60%を超えるそうです。
ところが、ディアリ博士が2012年に『ネイチャー』誌に発表した内容は、私たちに希望を与えてくれるものでした。
60万カ所の遺伝子についてIQへの寄与度を調べた結果、若いうちはどんどん高まっていた遺伝子の寄与度が、
60歳を超えるとむしろ低くなり28%まで低下するというのです。
私も60歳を超えていますので、これは朗報です。
でも、考えてみれば当たり前といえば当たり前。
ところが、そうはならないのです!
なんと「遺伝の呪縛からいかに逃れるか」という能力もまた、遺伝子で決まっている可能性があるというのです。
遺伝の呪縛から逃れる能力というのは、経験から学習する能力のことです。
博士によれば、「遺伝子の寄与率を下げる能力の62%が遺伝で決まっている」そうです。
もう勘弁して!
でも、ちょっと待ってください。
それは、この話は、絶対に子供の前ではしてはならないということです。
初めての方へ|研修を探す|講師紹介|よくある質問|会社案内|お知らせ|お問い合わせ|サイトのご利用について|個人情報保護方針
© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.