株式会社ファイブスターズ アカデミー
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Jリーグチェアマンの村井満のユニークな発想の原点は、かつて勤務していたリクルートにありました。
あなたの会社の本質は何ですか?
環境が激変しているにも関わらず、伝統的なビジネスモデルを踏襲している企業はヤマほどあります。
そこには、10年後や20年後といった長期の視点は欠落しています。
企業が変わらなければならないことは、全社員が自覚しています。
でも考えてみると、環境が激変しているのに、企業が変化を先送りにしているというのはおかしな話ではありませんか。
そのヒントもリクルートにありました。
「リクルートのなかで偉くてもしょうがなかったりして」
もしあなたの会社でそんなポスターが貼られたら、一体どうなるでしょう。
社外で通用するかどうかわからない知識やスキル。
変化を恐れない企業風土の醸成というのは、まずこれらにメスを入れることから始めなければならないのです。
でも、現代は激動の時代。
社内だけに通用する「内向き」人材では、この変化は乗り切れません。
そうは言っても、社外に通用する人材なんて、一体どうやって育てたらよいのでしょう?
そのヒントになるかもしれない、興味深い調査があります。
Jリーグの選手たちを対象に行ったものです。
10年前にプロ入りした選手たちの中には、今でもJリーグの第一線で活躍している選手がいます。
岡崎や本田など海外で活躍している選手さえいます。
一方で、長続きせず短期間で姿を消した選手もいます。
これらの選手をそれぞれ分類し、一体どこが違っていたのかその特性を調べたのです。
すると、活躍する選手には顕著な2つの特徴があることがわかりました。
人の話にしっかり耳を傾けた上で、自分自身の考えを固める。
他にも面白い調査があります。
多くのチームで、ほぼ0点だった項目があります。
その項目とは、「オーナーシップ」です。
オーナーシップとは、例えば選手が自発的に、
この点数が圧倒的に低いということは、監督やコーチから指示されたことはキチンとやるけれど、
選手自身が自分の頭で考えて工夫することはほとんどないということです。
PDCAの真ん中にMを置くとか、企業風土を変えていくことは大変なことですが、
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