株式会社ファイブスターズ アカデミー
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Jリーグチェアマンの村井満が、「PDCAの真ん中にMを置け」と主張しています。
つまり、「PDCA」ではなく、「PD“M”CA」だと言うのです。
Mとは「ミス」のことだそうです。
これはかなり意外な発想です。
すべては、ミスを最小限に抑えるためにPDCAを回すのです。
しかし、村井はあえてM(ミス)を中央に据えることで、ミスを恐れるなと教えています。
その精神は、ユニークな独自の評価基準にも表れています。
普通の会社では決してこうはなりませんよね。
一方、今までと違うやり方にトライして失敗したら0点どころか、マイナス評価もあり得ます。
彼らにとって、ライバルの成功ほど不愉快なものはないからです。
ですので、決して「優れた能力の持ち主」という評価にはならず、
「たまたまツキに恵まれた運のいい人」という程度で終わりです。
なぜ、Jリーグとはこんなに点数が違うのでしょうか?
それは、あなたの会社の場合、今までと同じやり方をしていても一定の成果が見込めるからです。
ちょっと、サラリーマン経営者の在任年数を考えてみましょう。
よほど会社が傾いた状態でなければ、
5~6年で一気に倒産にまで追い込まれてしまうというケースはそれほど多くはないでしょう。
しかも、最後の決算が大赤字でさえなければ、結構な額の退職慰労金までもらって“逃げ切る”ことだってできます。
減点主義の人事考課体系下の企業において、
社長まで登り詰めた成功者というのは、間違いなくもっともミスの少なかった人です。
嘘だと思ったら、あなたの会社の役員や部長といった上級管理職クラスの名簿を眺めてみて下さい。
ミスを少なくするということは、極力リスクは取らないということです。
いいか悪いかは別にして、これが今まで日本の多くの企業を支えて来た人事イデオロギーなのです。
ですので、村井の考え方は極めて異質であると言っていいでしょう。
彼のユニークな発想はどこから生まれたのでしょう?
その原点は、かつて勤務していたリクルートにありました。
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