株式会社ファイブスターズ アカデミー
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深夜、あなたの家の近くで悲鳴が聞こえました。
窓から様子を窺うと、女性が暴漢に襲われているではありませんか。
急いで110番しようとしたあなたの目に、近所の人たちが大勢窓から顔を出しているのが見えました。
さあ、どうします?
こんなにたくさんの人が目撃しているんだから、きっと誰かが110番するだろうって思いません?
実際にニューヨークで、38人もの人間が気づいていたにも関わらず、
誰も警察に通報しなかったため、襲われた女性は殺されてしまったという事件がありました。
マスコミは都会の非情さについて書き立てましたが、ラタネとダーリーという二人の心理学者は、
大勢の人が目撃していたため、みんなが傍観者となってしまったことが原因ではないかと考えました。
その実験は、グルーブ討議という形で行われました。
しかし、普通の討議とはちょっと違います。
全員が一同に会するのではなく、参加者はそれぞれ個室に入り、インターフォン越しに討議を行うのです。
そして、討議の最中にひとりが発作を起こすという演技をし、その様子は全員に伝わります。
まず、2人で討議を行っていた場合です。
この場合は、討議の相手は全員行動を起こしました。
まあ考え見れば、2人しかいないわけですから当然ですよね。
ところが、6名でグループ討議を行った場合は、38%の人しか行動を起こしませんでした。
今年の3月2日のブログで、フリーライダー効果という話をしました。
これも似たような現象です。
関わる人数が多くなればなるほど、「他人頼み」になってしまうのですね。
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