株式会社ファイブスターズ アカデミー

まずはお気軽に
お問い合わせください。

03-6812-9618

5☆s 講師ブログ

ドア・イン・ザ・フェイス

アメリカのチャルディーニが行った実験です。

まず大学生に、2年間、毎週2時間のボランティアを持ちかけます。
当然断りますよね。

ところが、そのあとに、今度は1日だけ子供を動物園に連れて行くボランティアを依頼します。
すると、50%の人がOKしたのです。

これは、最初に大きな依頼事を提示されると、
そのあとに提示される小さな依頼事に関しては、OKされやすくなるという現象です。
でも、冷静になって考えると、OKしてしまった依頼事も、結構大きな依頼事ではあるのです。

もう一度、整理してみましょう。

まず一方が、過大な依頼をします。
当然断られます。

その後、今度は大幅に譲歩した依頼をします。
すると、依頼された側も、なにか譲歩しなければいけないような気分になり
ついついOKしてしまうのです。

これは、心理学でいう「譲歩の返報性」という現象です。

このテクニックは、ビジネスの場面でよく使われます。
最初に高額な商品を売りつけられて断った後に、
今度はもっと安い商品を 大幅値引きで提示されると、
ついつい心が揺らいでしまう、そんな経験はありませんか。

ドア・イン・ザ・フェイスという名前がついていますが、これはセールスから来ています。
訪問販売の際に、いったんドアを開けてくれたら、顔を突っ込んでしまえという意味です。

これのテクニックを合コンに応用してみましょう。

まずはいきなりデートに誘ってみます。
当然断られますよね。
そこで、今度は大幅に譲歩して、せめてメルアドだけでも教えてとお願いする。

まあ、本当にうまくいくかは保証の限りではありませんが、試してみる価値ありそうですよね。

初めての方へ研修を探す講師紹介よくある質問会社案内お知らせお問い合わせサイトのご利用について個人情報保護方針

© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.