株式会社ファイブスターズ アカデミー
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あなたの彼女が、仕事のことで大きな悩みを抱えています。
久しぶりに会ったら、あれやこれやとその問題を話してきました。
ここでひとつ、気の利いたアドバイスでも・・・なんて思ってはいけません。
男はすぐに左脳で問題を分析し、対策を見つけようとする傾向があります。
しかし、この場合もっとも有効な対処法は、解決策を見つけることではありません。
こんな時は「あー、そうなんだ」「うーん、それは大変だね」などと
感情のこもった表情をしながら、調子を合わせるに限ります。
えっ? 無責任だって?
いいえ違います。
これこそ、カタルシス効果なのです。
人は悩みを打ち明けた時、それを聞いてくれるだけで心が浄化、すなわちカタルシスされるのです。
カウンセリングの世界では、ロジャースの来談者中心療法といって、
クライアントの話す内容を、「なるほど、あなたはそう思うんだね」と
そのまま認めてあげる手法が主流です。
ある心理学会のことです。
来談者中心療法についての発表者が壇上に立ちました。
しかし、彼はずっと沈黙したまま。
一向に話し始める気配はありません。
しびれを切らした参加者が「いつ、始まるんだ」と声をあげました。
すると発表者はおもむろに口を開き、こう言ったのです。
「あなたはそう思うんですね」
これが、来談者中心療法の正しいカウンセリングスキルです。
ただし、学会での発表スキルとしては正しくありません。
人は、悩みを打ち明けた時、黙って聞いてくれるだけで満足するのです。
ですので、ヘタなアドバイスはかえって逆効果。
ここは聞き役に徹してみましょう。
彼女の信頼を勝ちえることまちがいなし!
ただし、ビシネスでは気を付けてください。
課長が「頼んだ仕事はどこまで進んだ?」と聞いているのに、
「なるほど、課長はそう思うんですね」なんて言ってたら、とんでもないことになりますから。
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