株式会社ファイブスターズ アカデミー
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修正ソロスチャートに関するブログの回で、疑問を持った人もいると思います。
その疑問というのは、以下のようなものです。
日本で、銀行貸し出しが進まない限り、円安にならないのだとしたら、
それは借りようとしない企業や、貸そうとしない銀行の問題であって、日銀の責任ではないだろうと。
その疑問に答える前に、まず修正ソロスチャートとは何かについて
もう一度おさらいしましょう。
そもそもソロスチャートというのは、日米の中央銀行が、
市中銀行に対してどれだけのマネタリーベースを提供しているかという比率を求め、
それを時間の経過とともに折れ線グラフとして表します。
次にドル/円レートの推移を時間の経過とともに折れ線グラフにすると、
なんと両者はぴったり一致するというものでした。
しかし、これが2001年以降一致しなくなります。
そこで、修正マネタリーベースの登場です。
日銀が提供したマネタリーベースのうち、
実際に貸出に回されなかった分(これをブタ積みといいます)を除いて比率を求めると、
ぴったり一致するのです。
以上のことから、たしかにマネタベースを提供した日銀の問題ではなく、
借りようとしない企業や、 容易には貸出に応じようとしない市中銀行の姿勢が
問題ではないかとも思えるのです。
それに対する答えはこうです。
やはり日銀の責任はある。
理由は次回。
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