株式会社ファイブスターズ アカデミー

ＣＯ２削減による地球温暖化防止に関しては、
アメリカの科学者が否定的な態度であることは話しましたが、
日本ではどうでしょうか。

これが意外にも冷静なのです。

２００８年５月、地球惑星科学連合学会で
「２１世紀は温暖化なのか、寒冷化なのか」という
特別セッションが開かれました。
この学会は、地球に関する４７の学会が共催する国内最大の学会です。

そこで参加者にアンケートを実施したところ、
一方的に「温暖化する」と答えたのはわずか１割でした。

反対に「寒冷化する」という回答は２割。
残りは「わからない」というものでした。

いかがですか？
１００年後に気温が上がっているのか、下がっているのか、
専門家でさえこれほど意見が分かれているのです。

しかし、温暖化防止のために
年間１兆円もの国家予算がつぎ込まれています。

１００年後の、どうなるかわからないことを心配するよりも、
その予算をそっくり震災復興にまわしてはどうでしょう。
そうすれば、増税も必要ないのですが・・・

日本は、エコという名の宗教の呪縛から
そろそろ目覚めてもいい頃ではないでしょうか。