株式会社ファイブスターズ アカデミー
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前回お話したホッケースティックですが、古気候学の常識とは全く反していました。
まず、900年間もの長い間、地球の平均気温がほぼ一定というのは考えられません。
11世紀ごろは地球は温暖で、北極海は冬でも船が行き来していました。
グリーンランドには人が住み着いていました。
そもそもこの島の名前の由来は、緑の草原だったからです。
その後気候は寒冷化に向かい、17世紀頃にはかなり冷え込みました。
江戸時代に冷夏による飢饉が頻発したのもこの頃です。
古気候学では、この頃を「小氷河期」と呼んでいます。
しかし、マンらのグラフでは、そのような変化は一切見られません。
疑問を抱いた人間が、このデータの根拠の開示を求めましたが、マンは拒み続けます。
つまり、学術的な常識に反した、しかもその根拠が一切明かされていない、
摩訶不思議なグラフがすべての発端なのです。
さすがにおかしいと感じたアメリカの科学アカデミーは、大規模な調査を行いました。
その結果は、ホッケースティックとは似ても似つかないものでした。
近年の気温上昇は、ただ単に300年前からの小氷河期からの回復期のようにも思えるものでした。
これを受けて、IPCCは2007年の第四次報告書から、この目玉商品を削除してしまったのです。
そして、その後2009年に、あのクライメートゲート事件が起きます。
IPCCに関係した多くの研究者が、データをでっちあげるためにメール交換をしていたことが
すべて明らかになってしまったのです。
欧米では、CO2削減による地球温暖化防止に関心を持つ人はほとんどいません。
これだけ科学的根拠のなさが明らかになれば、信じろという方が無理というものです。
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