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5☆s 講師ブログ

CO2が犯人か?

今回は、地球温暖化の犯人とされるCO2について徹底的に捜査します。

まずCO2が大気中にどれくらい存在しているのかというと、0.038%です。
百万分比でいうと、380ppmとなります。
きわめて少ないガスなのです。

では、CO2が増えるとどのくらい気温が上がるのでしょうか。
CO2が2倍に増えると気温が何度上がるか、という研究がいくつかあります。

IPCCの報告では、2~4.5℃と見積もられています。
研究者の間では、3℃くらいがコンセンサスとなっているようですが、
近年イギリスの気候学者が、衛星で測定したデータをもとに分析し
1.6℃という数値を発表しました。
つまり、380ppmが760ppmになったら1.6℃温暖化することになります。

ところが、日本の気象庁の観測では、CO2は、年にせいぜい2ppmくらいしか増えていません。
以上の客観的データから考えて、CO2を犯人とするのはどうしても無理があると思うのですが・・・

最近のメディアは、科学的根拠が十分に検証されないのに、
CO2を温暖化の真犯人と決めつけて報道しています。

私には、これがどうしても中世の魔女狩りに思えてなりません。
もしかしたら、私たちはとんでもない思い違いをしているのではないでしょうか。
将来、エコ運動を振り返って、あれは「単なる宗教」だったと言う日が来るのかも知れませんよ。

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