株式会社ファイブスターズ アカデミー
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以前テレビで、ツバルという南太平洋に浮かぶ小島が取り上げられました。
地球温暖化の影響で海面が上昇し、島が水没の危機にあるというのです。
たしかにテレビの映像には、水浸しになった道路で遊んでいる子供たちが
映し出されていました。
本当にそんな大変な事態になっているのか、科学的に検証してみましょう。
IPCCの予測によると、今後100年間で海面は18~59cm上昇すると言われています。
研究者の間では、35cmくらいが妥当と言われています。
35cmというのはどのくらい問題なのでしょうか。
そもそも海面というのは、夏に高くなります。
なぜなら、水温が上昇すれと、水の体積が増えるからです。
日本では、夏と冬の海水面の差は40cmくらいです。
また満潮時と干潮時では、最大2mの差があるといわれています。
私は、35cmは大した問題ではないと考えますが、みなさんはいかがですか?
さて、先ほどの水没の危機にあるツバルの話に戻しましょう。
ツバルに関してはハワイ大学がデータをとっていますが、
ここ数十年で観測された海面の上昇は5cmだそうです。
ではなぜ、水浸しのような事態が起こっているのでしょうか。
一説によると、戦時中アメリカ軍が大急ぎで飛行場を作ったあたりが
地盤沈下しているのではないかともいわれています。
島が水浸しになる映像は、強いインパクトを与えます。
視聴率もさぞ取れるでしょう。
私たちの頭の中には、「地球温暖化」→「海面上昇」という思考回路があるので
エコ推進論者にとっては恰好のネタとなりました。
しかし、ただ単に感情に基づいて短絡的に判断するのではなく、
まず科学の眼で事実関係を調査するいう姿勢が、メディアには必要ではないでしょうか。、
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