株式会社ファイブスターズ アカデミー
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割り箸というのは、木を切り出して作るため森林破壊につながる、
ということでマイ箸を持ち歩く人がいます。
これって本当に環境保護になるのでしょうか。
結論から言うと大間違いです。
そもそも森林というのは、自然のままでは荒れ果ててしまいますので、
適度に人の手が入っているものです。
まず、植林する際、密集して木を植えます。
余裕をもって植えてしまうと、一本一本がたっぷり日光を浴びますので
木は安心してしまって成長が遅くなるのです。
ところが、密集して植えると日光を浴びようとして競争が生まれ、成長は早くなるのです。
ある程度伸びたところで、成長の遅い木を間引きします。
また、余計な枝を枝打ちして幹の成長を助けたりします。
割り箸に使われるのは、この作業の際切られる、間伐材と呼ばれるものです。
つまり、割り箸というのは、健全な森を育てるための副産物のようなものです。
しかし、今、日本の森林は危機に瀕しています。
海外の木材が安く輸入されるようになったため林業は衰退し、日本の森林に人の手が入らなくなりました。
その上割り箸も、中国産の安価なものが出回るようになったため、国産のものは売れなくなりました。
マイ箸は、その衰退した林業に、最後のとどめをさすようなものです。
自然を守るということは、一切人の手を入れないということではありません。
森林に手を入れるのは、人間が自然と共存するための知恵なのです。
エコと思っている行為が、森林をますます破壊しているというのは、大変皮肉なことです。
今日の結論。
もっと国産割り箸を使いましょう。
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