株式会社ファイブスターズ アカデミー

地球温暖化の根拠となっていたのは、ＩＰＣＣという組織のデータです。
ＩＰＣＣとは、「気候変動に関する政府間パネル」のことです。
ノーベル平和賞までもらっています。

まあ、アル・ゴアさんももらいましたから、今なら環境問題をセンセーショナルに取り上げれば
受賞の確率が高くなるテーマであることは事実です。

ところが、2009年にクライメートゲート事件が発生しました。
これはイギリスの気候研究ユニットという組織の関係者のメールや文書が流出したのですが、
内容は地球の気温データ等に関するものでした。

しかも、問題だったのは、データの捏造とか、恣意的にデータの取り上げ方を捻じ曲げることに
関する意見交換でした。
そして、このメール交信者の多くが、ＩＰＣＣ報告書に関与していたのです。

欧米ではこの事件により、地球環境保護運動にかなりの疑問符がついてしまいました。
しかし、日本ではほとんど報道されませんでした。
なぜでしょう？

おそらくメディアにとって都合が悪いからでしょう。
日本では、エコロジー運動はもはや宗教の域に達しています。
そして、メディアも、エコをテーマにしたら視聴率が稼げるので様々な番組を編成しています。
いまさら、地球温暖化のデータに疑いが生じたとは口が裂けても言えないのです。