株式会社ファイブスターズ アカデミー
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先日テレビを見ていたら、大変面白い実験をしていました。
NHK教育テレビの「サイエンス ゼロ」という番組です。
まず、2つの小さなコップが用意され、かき氷のシロップが入っていると説明を受けます。
コップに入っている液体は、赤と緑です。
もうこの時点で、誰だって「イチゴ」と「メロン」だなって思いますよね。
実際、一口飲んだレポーターは、即座に「イチゴ」と「メロン」だと断言しました。
次に、目をつむって2つのコップを飲ませます。
すると、今度はレポーターが首を傾げています。
なんと、どちらも同じ味がするというのです。
種明かしをすると、どちらも同じ成分の甘い液体に、
合成着色料で赤と緑を色づけしただけなのです。
この着色料はもちろん味はしません。
つまり、飲む前に入ってきた色の情報を元に、脳が勝手に味を決めつけていたのです。
これは先入観というよりも、種の保存のための機能なのだそうです。
450万年前、私たちの祖先は食糧を探していました。
しかし、植物の中には毒のあるものも多いのです。
そこで、色である程度危険性などを判断する能力が発達したと考えられます。
そういえば毒キノコには、いかにも毒々しい色合いのものが多いですよね。
脳のせいで、人間の味覚もずいぶん不思議なものになっているようです。
ヒトとして進化し始めた時から、私たちは「脳の奴隷」なのです。
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