株式会社ファイブスターズ アカデミー
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前回は、うれしいから笑うのか、笑うからうれしいのか、というお話をしました。
今回は、後者(=笑うからうれしい)のジェームス=ランゲ説を弁護したいと思います。
かつて心理学の実験で、つくり笑顔で心理テストに回答させると、
真顔でやったときよりも明るい方向に回答する、という傾向が見られました。
ストラックの実験でも、つくり笑顔でコミックを読むと、
無表情で読んだときより面白く感じるという結果が得られました。
まさに、「笑うから、より面白くなる」ということです。
トムキンスという人は、顔面フィードバック説というのを唱えています。
生体のフィードバックというシステムは、こんなことを言います。
例えば、赤いランプが点いたら、ゆるやかなクラシック音楽をかけてリラックスさせます。
すると、脳もリラックスしてアルファ波を出します。
これを繰り返しているうちに、赤いランプが点くと、すぐにアルファ波が出るようになります。
これが、生体のフィードバックシステムです。
顔面フィードバックシステムというのは、
笑顔でいると、表情筋の活動パターンが脳にフィードバックされて、
喜びを感じるようになるというのです。
また、ミシガン大学のザイアンスは、笑うと吸い込む空気の量が多くなり、
脳へ向かう血液を冷却するために感情を引き起こすのだという仮説を立て、
結構詳細な実験をやっています。
うれしいから笑うのか、それとも笑うからうれしいのか。
この論争、まだ決着はついていませんが、私は両方ともあるような気がしています。
実際、笑顔でいると、心も明るくなることってありますよね。
医学・生理学的には決着がついていませんが、
まちがいなく言えることは、笑顔でいると周りの人が明るくなることですよね。
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