株式会社ファイブスターズ アカデミー
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前回同様、ネタ元はリチャード・レスタック著 高橋則明訳「はだかの脳」(アスペクト)です。
まず基礎知識として、以下の確認をしておきましょう。
私たちの言語脳は、一般には左の脳にあります。
左脳というのは、右目と太いパイプでつながっています。
よって、右目から入ってきた文字情報は、左脳に送られますので、比較的すぐに反応する傾向にあるのです。
では実験についてお話しましょう。
カリフォルニア大学での実験は、コンピューターの画面の右か左に文字を提示するというものです。
賢明な読者の皆さんは、今の話からして、画面の右側に文字が提示されたら反応が早いだろうと予想したことでしょう。
その通りなのですが、ご丁寧にちょっとした仕掛けも加えました。
それは、時々lenkle とか nevico といった存在しない言葉も提示するのです。
そして、そのようなときはボタンを押してはいけない、というルールにします。
被験者は、存在する言葉のときだけボタンを押さなければならないので、より注意深く画面を見つめます。
言い換えれば、より右目と左脳をフル回転させて判断しようとするわけです。
car とか plant などの言葉では、予想どおりの結果となりました。
右画面の方が反応が早かったのです。
しかし、ちょっと不思議なことが起こりました。
sony とか compaq といったブランド名を提示したときは、左画面の方が反応が早かったのです。
左画面の情報は左目から入り、右脳に送られます。
ということは、ブランドについては、私たちは右脳で反応しているということになります。
右脳は感情をつかさどっています。
このことから、ブランドというのは私たちの感情を刺激していることが分かります。
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