株式会社ファイブスターズ アカデミー
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不思議なもので、ブランド品と聞くと、どうしてもノーブランドのものよりは立派に見えてしまいます。
このとき、私たちの脳の中ではどのような変化が起きているのでしょう?
C・プリビルらの研究グループは、日本の高級ブランドの小売店の顧客を対象に、fMRIで脳の様子を調べました。
まず、顧客を「小売店に強い愛着を持つ」グループ、「まあまあ愛着のある」グループ、「ほとんど愛着はない」グループの3つに分けて、「はい」か「いいえ」で答えられる質問をします。
すると、強い愛着を持つグループだけが、眼窩前頭皮質、側頭極、紡錘状回、扁桃体などで活性が上がりました。
こられは、思考、感情、記憶に関わる領域です。
ちなみに取引銀行について同じ質問をしたところ、どのグループも活性化した領域はなかったそうです。
ブランド戦略というのは、金融機関には難しいのかもしれませんね。
また、高級乗用車のリンカーンLSの広告は、中隔側坐核を活性化するという報告もあります。
これは、快楽ホルモンであるドーパミンがドバドバ出るということらしいです。
他には、「新・夕陽のガンマン」という映画を見せて、脳の反応を調べた実験もあります。
5人の被験者の脳の様子を観察したら、全員が人の顔のシーンでは紡錘状回が、また建物のシーンでは側副溝が活性化したそうです。
脳のどこを活性化すれば何が売れるのか?
今のペースで研究が進めば、もうじき解明されるのではないでしょうか。
しかし、それもまた、なんとなく怖いような気がしないでもありません。
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