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5☆s 講師ブログ

DHAは体に悪い?

前回、DHAはむしろ問題が多いと申し上げました。
まず、DHAとは何かからお話ましょう。

DHAというのは、脂肪酸の一種です。
脂肪酸の仲間は、大きく2つに分けられます。
飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸です。
その違いはどこにあるんでしょうか?

脂肪酸というのは、ちょうどムカデのような構造になっています。
真ん中の胴体にあたる部分がC(炭素)で、ヨコに何本も突き出た足がH(水素)です。
そして、頭の部分はメチル基で、尻尾の部分はカルボキシル基になっています。

この足がきれいにすべて揃っているのが飽和脂肪酸で、常温で固体になっています。
例えば、牛や豚の脂肪がそうです。

一方、足がきれいに揃っていないのは不飽和脂肪酸と言って、常温では液体となります。
植物油などがそうです。

不飽和脂肪酸のように、足がきれいに揃っていないのは、C(炭素)が二重結合や場合によっては三重結合するからです。
この二重結合があまりたくさんあると、活性酸素が結合しやすくなり、体にはあまりよくありません。

二重結合が1カ所しかないものを、一価不飽和脂肪酸といいます。
オリーブ油などのオレイン酸などです。
体にいい油の代表ですよね。

反対に数カ所あるものを、多価不飽和脂肪酸といいます。
これは、あまり体にいい油とは言えません。

さあ、問題のDHAです。
DHAの場合は数カ所どころか、やたらたくさんあるために、高度不飽和脂肪酸といわれています。

これだけ活性酸素に攻撃されやすいとなると、私は心配の方が先に立ちますけどね・・・
いつかDAH神話が崩れるときが来るのかもしれません。

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