株式会社ファイブスターズ アカデミー
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ちょっと用事を思い出してコンビニに立ち寄ったら、おいしそうなデザートが目につきました。
思わず手に取りたい衝動としばしの間格闘した後、見事にその誘惑に打ち勝った私は、決然と踵を返して店の外に出たのでした。
こんな自分をほめてやりたいなどど思っているうちに、はっと思い出しました。
そうだ! 買い物があったのだ!
こんな経験ってありません?
えっ!? お前だけだろって? すみません・・・
実は、このモノ忘れについても遺伝子の影響があるようです。
ショウジョウバエの中に、異常にモノ忘れが激しい健忘症のハエがいます。
「アムネジック」というそうですが、amnという遺伝子に異常が見つかっています。
ヒトで、このamn遺伝子に該当するのが、PACAPという遺伝子です。
脳の細胞膜にある「アデニル酸シクラーゼ」というタンパク質に結合する物質に関係する遺伝子です。
アデニル酸シクラーゼというのは、記憶が発生するそもそもの出発点となるタンパク質です。
もし将来、「頭の良くなる薬」ができるとするなら、絶対にこのタンパク質に関係するものだと、私は信じています。
ということで、長ったらしい名前だけど覚えておいた方がいいですよ。
でもこの名前を覚えたからと言って、記憶力がよくなるわけではありませんから、おまちがいなく。
ところで、ある研究者が酒に弱いハエを掛け合わせて子どもを作ったところ、amn遺伝子に異常が発生したそうです。
他にも、様々な遺伝子操作でモノ忘れの激しいハエを2種類作ったのですが、不思議なことにみんな酒に弱いのです。
酒好きの皆さん!
これは朗報です。
今まで、酒好きはドーパミンD2受容体の型がどうだとか、薬物やギャンブルの依存症にもなりやすいだとか、散々なことばかり言ってすみませんでした。
だって、この理屈から言うと、酒好きはモノ忘れしない、つまりモノ覚えがいいということになりますよね。
やっとのことで、酒好きの名誉挽回。
本当によかったです。
でも、これはあくまでシラフのときの話。
大酒飲んで、電車の網棚にかばんを置き忘れても私の責任ではありませんから。
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