株式会社ファイブスターズ アカデミー
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前回、ジャブジャブのお金を供給することでインフレを作り出せるか、もし作り出せないとしても株や土地の値段が上がると書きました。
こう書くと、心配性の方は、バブルの再来を懸念するかもしれません。
「バブル」という言葉を聞くと、まるで過去に犯した犯罪のように思っている人もいるようです。
しかし、景気がいいということは、多かれ少なかれ「バブル」の要素を含んでいるのです。
問題は、それが適正価格から大きく逸脱しているかどうかです。
すでにこのブログで書きましたが、土地の値段にはファンダメンタル価格という適正価格があります。
株だってそうです。
PBRとかPERといった目安はそのためにあるのです。
私は、金融政策とは、一定の経済成長を実現するために必要な措置をとることだと考えます。
不景気のときには、当然、景気を浮揚させる政策が必要となります。
しかし、その結果としてバブルを招いてしまうこともありえます。
もし、バブルを招かないような金融政策を実施しろというなら、それは無理な相談です。
バブルの防止は、別の政策で対処すべきなのです。
土地の値段が適正価格を大きく上回って上昇しているのなら、土地の価格を監視したり、規制する措置をとるべきです。
もしそんなことは不可能だというなら、それこそ私たちはバブルから何も学ばなかったということになります。
私たちが、バブル崩壊の苦しみに10年もの間耐えながら学んだことは、バブルの兆しさえも許さないということではなく、ひどいことにならないように上手にコントロールするということだったはずです。
私たちは、もっと経験という知恵を信じていいのです。
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