株式会社ファイブスターズ アカデミー
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前回から公的年金の問題にスポットを当てていますが、今回は平均寿命の話をしたいと思います。
平成19年(2007年)の日本の平均寿命は、なんと男性79.19歳、女性85.99歳です。
もちろん世界一の長寿国ですが、日本は昔からこんなに長生きの国だったわけではありません。
戦国時代の平均寿命は、おそらく20歳代だったと言われています。
記録によれば、明治24年(1891年)でも、男性42.8歳、女性44.3歳。
平均寿命が50歳を超えたのはなんと戦後のことなのです。
その後日本の平均寿命は急激に延びていきます。
その原因は何でしょうか?
私見ですが、原因は二つあると思います。
まず一つ目は医学の進歩です。
それまで平均寿命が短かったのは、生まれて1年以内の乳幼児の死亡率が高かったせいです。
中原英臣・佐川峻氏の「感染するとはどういうことか」(講談社)に面白い折れ線グラフが掲載されています。
それは、日本の平均寿命の推移を表すグラフに、新しい抗生物質の発見年度を書き込んだものです。
これを見ると、まさに抗生物質の発見により寿命が延びているように見えるのです。
でも疑問が残ります。
抗生物質の発見は別に日本の特許ではないのに、なぜ日本だけがこの恩恵を受けることができたのでしょうか。
それは、二つ目の原因と関係があります。
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