株式会社ファイブスターズ アカデミー
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10月の世界同時株安は「100年に一度の暴風雨」と形容されましたが、日本でも緊急の経済対策が発表されました。
いつもどおり、メデイアでは非難轟々ですが、本当にそれほど効果のないものなのでしょうか。
まず、よく出てくる批判の一つに「国民への給付金は、ばら撒きそのものである」というのがあります。
すでにこのブログで何度も指摘しましたが、「ばら撒き」が悪いわけではありません。
というのは、現在の日本の問題点は「内需が弱い」ことです。
これまでの好景気は、海外需要に依存した輸出主導のものでした。
ところが、為替相場が一転して円高になったために、日本製品の海外での競争力は弱まりました。
そこで、これからは日本国内での消費が活発にならなければいけないのです。
かつてクルーグマンは、日本が深刻なデフレに直面したときに、「ヘリコブターからお金をばら撒けばよい」と発言して物議をかもしました。
今回の給付金は、まさにこのヘリコプター・マネーそのものです。
そうです。
ばら撒きは、もっとも即効性のある景気浮揚策のひとつなのです。
「ばら撒き」と批判するメディアには、「ではどんな政策だったら即効性があるのか?」と聞きたくなります。
ただ、ばら撒き政策には、重要な付帯条件があります。
それは「インフレ期待」です。
お金を受け取った人が貯金してしまっては何にもなりません。
では、受け取ったお金を遣わせるにはどうしたらいいかというと、人々に「これからインフレになるぞ」と予想させればいいわけです。
その辺はどうなっているのでしょうか?
このあたりも、今回の経済対策では、実によく考えられているのです。
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