株式会社ファイブスターズ アカデミー
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以前、酒の席のことでしたが、友人と口論になったことがあります。
それは『インフレターゲット政策』の正当性について私が話したときでした。
彼の意見は「インフレなんて絶対にイヤだ」の一点張りでした。
平行線を辿る議論の中で、私は別のことを考えていました。
それは、「もし、これが『量子力学』の話だったら、彼はこんなにも意見を言えないだろう」ということです。
(もちろん、私もほとんど意見を言えませんが・・・)
どういうことかと言うと、量子力学という学問の場合、あまりに専門的なためその学問を学んでいない人はほとんど発言できないはずです。
しかし、経済学の場合は全く異なります。
たとえその学問を学んでいなくても、今生活している時間と空間そのものが経済の真っ只中ですので、学問としてではなく生活者の感想として意見を述べることができるのです。
だから、経済学的に見て「インフレターゲット論」が根拠があろうがなかろうが、生活者の感情として「イヤだ」の一言で決着がついてしまうのです。
先日、伊藤隆敏氏が日銀副総裁として不同意となった件によく似ていますね。
こうなると、経済学は、学問としての存在理由をどうやって見出だしたらいいのでしょうか。
私はこう思います。
それは、実践で実証するしかないと。
経済学が、象牙の塔の中で完結する「研究」としてではなく、まさに生活者を豊かにするための実践的な「施策」として、その存在理由を示すしか方法はないはずです。
実は、生活者に、学問の中心部分を譲ろうとしている学問があるのです。
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