株式会社ファイブスターズ アカデミー
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ここ10年ほど、アメリカの消費は世界のトップでした。
以前、貯蓄性向の話をしました。
貯蓄性向とは、収入のうちの何割を貯蓄にまわすかということでしたね。
アメリカの場合は、ほぽ100%消費にまわしていますので、貯蓄性向はゼロということになります。
ところが、実際は100%以上を消費にまわしている人も多いのです。
どういうことかというと、借金をしてまで消費しているからです。
その借金の担保になっているのが住宅です。
つまり、自宅を担保にいれて借金し、そのお金でモノを買いまくっているのです。
あまりに楽天的なその姿勢に、唖然としてしまいますね。
でも、この異常なまでに旺盛な消費意欲が、世界の景気を引っ張ってくれていたことも事実です。
アメリカが世界の消費センターとして機能し続けてくれたからこそ、ロシア危機やITバブルの崩壊に遭遇しても、世界は深刻な不況に陥らずに済んだのです。
まさにアメリカ様々ではないですか。
ところが、今、そのアメリカに暗雲が立ち込めています。
サブプライムロームの問題で住宅価格が下落すると、借金のもととなる担保価値が下がります。
そうなると、さすがのアメリカ人も消費を控えざるを得なくなるのです。
では、次は世界のどの国が、消費センターとして引っ張っていくのでしょうか。
少なくとも、やれ「インフレで大変だ」とか「生活防衛だ」とマスコミが大騒ぎしている国ではなさそうです。
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